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Webエンジニアの雑談ブログ

困難との付き合い方

技術ネタが続いていたので、今回はちょっと離れてみようと思います。

最近、悩ましい仕事が重なって生産性が落ちる場面が多く、
困難というものをどう捉えるか考える機会が多くありました。
その時に色々と本を読んだり考えたりして腹落ちしたことについて述べたいと思います。

大抵の困難は「乗り越えられるもの」

まず前提として、大抵の困難は、精神力があれば乗り越えられるもののようです。
現代の日本では、物理的な困難が少なく、殆どが精神的なところから来るものだからです。

困難を乗り越える精神力を削ぐのは「現在に目を合わせられない状態」

これは、未来を不安に思ったり、逆に都合の良い状況を妄想したり
過去にうまくいかなかった事を後悔したり、信念のように捉えたり人のせいにしたりして執着したりはするものの
今自分がすべきことに関心がなくなってしまっている(他に逸れている)状況を指します。

システム開発という仕事はこの状態に陥りやすい

システム開発は予定と過去のアクションに細心の注意をはらう仕事です。
なので、未来が不透明だったり、過去に大きな失敗を起こした時
長期にわたってそれが節々で影響を及ぼすので、囚われてしまいがちな場面が多いと思います。

この業界で生きて行くならば、人一倍この状況にうまく付き合っていける術が欲しいところです。

現在に目を向ける工夫

要するに過去や未来に振り回されず今に集中すればよいということなんですが、
その後悔や憂いには大小がありますので、そう簡単に対処できることではありません。
過去の偉人も、その受け入れ方、考え方に工夫を凝らしています。

かのスティーブ・ジョブズの名言の中に、こんなものがあります。

過去ばかり振り向いていたのではダメだ。
自分がこれまで何をして、
これまでに誰だったのかを受け止めた上で、
それを捨てればいい。

また、悩みへの対処方法の確立において伝説的な存在となっているD・カーネギーの「道は開ける」という本でも、
こんなことが言われています。

「起こりうる最悪の事態」を自問する。
止むを得ない場合は、その事態を受け入れる覚悟をする。
それから落ち着いて、最悪な状況を好転させるよう努力する。

他にも色々な表現がありますが、やはり最終的には似た結論に集約しているので
普遍的なことなのだと思います。

私も、これらの先人の知恵に触れ、現状の自分を見つめ直し、
自分なりに整理をしてみた結果、下記を念頭に置くことにしています。

湧き上がる後悔や憂いをノイズと捉え、それを抑え込むのではなく、減らす工夫をする

・過去の失敗は、非を素直にしっかりと認めて受け入れた後で、忘れておく。
・未来の憂いについては、なるべく早いうちに最悪のケースを下地に想像しつくして、覚悟してしまうこと。

これは訓練しなければ非常に難しいことだと思いますが
仕事の性質上、ノイズが発生しやすく逃げられないところがあるので
真摯に努力したいと考えています。

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今やるべきことに集中できているのであれば健全な状態ですが
逆に未来や過去の事情で目の前のすべきことに手がつきにくいならば、危険な状態ということですね。

困難は一生付き合いがあるものですから、そのやり方を覚えてしっかり乗り越えていきたいところです。